くわしく
ハイサイドライトは、壁の高い位置につける窓です。「頂側窓(ちょうそくまど)」とも呼ばれ、天井に近い所から光を入れます。
冬至の正午の太陽は約32°(北緯35°付近)。日差しが床に届く奥行きは、ざっと 窓の上の端の高さ ÷ tan32°(高さの約1.6倍)です。

| 窓 | 上の端の高さ | 日差しが届く奥行き |
|---|---|---|
| ふつうの窓 | 2.0m | 約3m |
| ハイサイドライト | 3.3m | 約5m |
窓を横に広げても奥行きは変わりません。高くするのがこつです。北につければ、まぶしさの少ない天空光を奥まで入れられます。
家づくりでは
- 家が建てこんだ場所で効く:となりの家が近くても、目線より高い窓なら外から中が見えにくく、カーテンを閉めずに光を入れられます。
- 吹き抜け・階段の上に付けると、2階の高さの窓から、1階の奥まで光が落ちます。
- 北向きなら、まぶしさが少ない:北の窓には直射日光がほとんど入らず、一日中おだやかな明るさが入ります。南や西に向けると、夏の強い日差しも入るので、庇などの日よけとセットで考えます。
- 手が届かない:開け閉め・掃除・カーテンが大変です。開けない窓(はめ殺し)にするか、開けるなら、下からひもで開け閉めできる部品(高窓用のオペレーター)を付けます。ひもは子どもの体に巻きつくと危ないので、手の届かない所にまとめます。
書いた人山田の建築ラボ(設計事務所の建築士が、図面・現場の資料や法令で確かめて書いています)
確かめた資料
- 奥行きの数値はこのチャンネルの計算(窓の上端の高さ÷tan31.6°)
- 国立天文台 暦計算室(太陽の高さ・方位)
- YKK AP ニュースリリース 2021-02-15(高窓用オペレーターの操作ひも)
更新2026-11-07

