くわしく
建築家の土浦亀城と妻の信子が設計した自邸で、1935年に東京の上大崎に建ちました。白い箱のような外観の、インターナショナルスタイル(国際様式)の都市型の小さな住宅です。1995年に東京都の有形文化財になり、2024年に東京・南青山へ移築されました。

白い箱なのに木造
見た目はコンクリートの建物のようですが、木造です。柱に工業材料のパネルを張っていく木造乾式構法でつくられています。地上2階・地下1階の規模です。
吹抜けの居間とスキップフロア
吹抜けの居間を中心に、床の高さを少しずつずらした5つの床レベルを階段でつなぎ、部屋どうしを立体的に結んでいます(スキップフロア)。

天井のパネルヒーティング(暖房)、システムキッチンなど、当時としては新しい設備も入っていました。
試験では
「設計者・年・特徴」の組み合わせで出ます。白い箱・木造(乾式)・吹抜けの居間・スキップフロアの4つをセットで覚えましょう。構造種別(木造↔鉄筋コンクリート造)を入れかえたひっかけに注意です。
○×で確かめる問題は自作
土浦亀城邸(土浦亀城、1935年)は、鉄筋コンクリート造の白い箱型の住宅である。
白い箱型ですが、木造(木造乾式構法)です。見た目と構造を入れかえたひっかけ。問題は自作です。
図は資料をもとにした自作の模型と模式図です。実物の写真は、ピーオーリアルエステートの土浦亀城邸のページで見られます。
動画で見る
書いた人山田の建築ラボ(設計事務所の建築士が、図面・現場・試験の資料で確かめて書いています)
確かめた資料
- 住宅遺産トラスト「土浦亀城邸」
- ピーオーリアルエステート「土浦亀城邸」
- TECTURE MAG(2024年9月2日の記事)
更新2026-11-08

