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古い建築のなぜ

五重塔のまん中の柱、実は塔の重さを支えていない

五重塔のまん中に立つ、いちばん太い柱「心柱(しんばしら)」。実は、塔の重さを支えていません。

塔の重さは、まわりの柱が支えています。心柱は途中の階とは組まれておらず、てっぺんで塔とつながって、屋根の上の「相輪(そうりん)」を支えています。

五重塔が地震で倒れたという記録は、ほとんどありません。その理由には、いくつかの説があります。
・塔が一段ずつ互い違いに、くねくね揺れて力を逃がす
・大きく揺れたとき、心柱が「かんぬき」のように各段のずれを止める(模型の実験の結果)
・心柱が振り子のように働く
ただ、本当の理由はまだはっきりしていません。あなたはどの説だと思いますか?

※3Dは自作のイメージです。心柱の立て方(地面から立てる・途中の階から立てる・上から吊るす)は塔によって違います。揺れの動きは大げさに描いています。

※参考:日本大学 知財ジャーナル(2020)、東京科学大学(旧 東京医科歯科大学)の解説「五重塔」、朝日新聞(2022)

音楽:魔王魂
効果音:効果音ラボ