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仕上げ・材料

せっこうボードとは

読み:せっこうぼーど別名:石膏ボード、プラスターボード、PB、GL工法、直張り、ジョイント処理

トラ山田

トラ山田壁の中の白いボードって、なにでできてるの?

山田ザウルスせっこう(石膏)を紙ではさんだ板だよ。燃えにくくて安いから、壁と天井の下地にいちばん使われているんだ。
山田ザウルス

くわしく

せっこうボードは、せっこうの板の両面を紙でくるんだボードです。せっこうは中に水分(結晶水)をふくんでいて、火にあぶられるとその水が出て温度が上がりにくいので、燃えにくいのが特長です。壁や天井の下地に張り、その上にクロスや塗装で仕上げます。

張り方の決まり

壁(正面から見た図) 下地(軽量鉄骨) ボード縦に張る 周辺部:200mm 程度 中間部:300mm 程度 赤い点=小ねじ(壁の場合) 天井は 周辺部150・中間部200 程度
軽量鉄骨の下地にボードを張るときの、小ねじの間隔(壁)用語:せっこうボード縮尺:NTS山田の建築ラボ
項目公共建築工事標準仕様書 令和7年版
壁の張り方縦張り。原則として、水平方向に継ぎ目を設けない
留め付け間隔(壁)周辺部 200mm 程度・中間部 300mm 程度(小ねじ等)
留め付け間隔(天井)周辺部 150mm 程度・中間部 200mm 程度
接着剤を使うとき気温が5℃以下になりそうなら施工しない(暖めて養生するときを除く)

コンクリートの壁に直接張る(直張り)

下地の骨組みを使わず、せっこう系の接着材をだんご状に盛ってボードを押しつける方法です(現場では「GL工法」とも呼ばれます)。

場所接着材の間隔
ボードの周辺部150〜200mm
床から1.2m 以下200〜250mm
床から1.2m を超える所250〜300mm

接着材の盛り上げ高さは仕上げ厚さの2倍以上。仕上げは、接着材が乾いてから(通気性のある仕上げで7日以上、ない仕上げで20日以上おく)。

継ぎ目の処理

ボードの縁が斜めに薄くなった「テーパエッジ」どうしの継ぎ目は、ジョイントコンパウンド(パテ)とテープで平らにしてから仕上げます。下塗り+テープ → 中塗り(幅150mm 程度)→ 上塗り(幅200〜250mm 程度)の順です。

試験では

○×で確かめる問題は自作

壁のせっこうボードを小ねじで軽量鉄骨の下地に留めるとき、ボードの中間部の留め付け間隔は、周辺部より狭くする。

書いた人山田の建築ラボ(設計事務所の建築士が、図面・現場・試験の資料で確かめて書いています)

確かめた資料

  • 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版 19章 内装工事 19.7.3・表19.7.2(ボードの留付け間隔)・表19.7.4(直張り用接着材の間隔)・表19.7.5(目地工法)(PDF p.290〜291)
  • JIS A 6901(せっこうボード製品)

更新2026-11-05